◀素敵な富士山を見ようと思い大山に向かった。

◀ケーブルカーで阿夫利神社下社まで行って大山神水を手に入れた。

◀苦労の果てに見た富士山はとても素敵だった。

◀大山山頂から見た富士山もとても素敵だった。

13:12 4/19(金)
大山
さあ、下山だ~

大山
道はやや細めだったが、割と整備されていて歩きやすかった、
時々、山の外が見えて気分も良かった。
ちょっとペースが落ちていたようで、追い抜いていく方が多かった。

P4190189
あそこに分岐がある。
この辺りは、階段の幅があって降りるのがちょっと大変だった。
不動尻分岐
ふむふむ、ここを曲がると不動尻ってとこ行くんだな。
まあ、ここは迷いようがないな。
とか思っていると
こんにちは!といいつつ
一人の男が脇を通り過ぎて行った。
こんにちはと返しながら男の足元を見てびっくり
なんと~
男はサンダルを履いて階段を降りていた
そして、あっという間に視界から見えなくなった。
Σ(゚Д゚)スゲェ!!
こちとら、トレッキングシューズを履いて慎重に歩いているのに
サンダルでスタスタあるけるなんてほんと凄い。
まあ、江戸時代はわらじを履いて山登ってたんだから
可能ちゃ~可能なんだろうだけど
この時代でたいしたもんだよ。
不動尻分岐
距離 2,230m 経過時間 3時間40分

下山開始~不動尻分岐
距離 445m 経過時間 26分
時速 1.02km/時

ふむ、この時は時速1kmで歩いていたんだな。

P4190193
この辺りはちょっと危ないな。
道も崩れているし・・・
P4190194
P4190195
鎖が張ってあるな・・・
やや危険そうだな
P4190196
見晴台への標識があるな・・・
なぜ標識を出しているんだろ?
もしかしたら、道なき道があるのかもな・・・

P4190198
ようやく見晴台に到着
なんか、ペースが落ちてるみたいだけど、ここまで来ればひと安心だな。
大山名水を飲んで小休止。

ふと時計をみると時刻はもうじき15時・・・
ん?
あれ?ケーブルカーの最終って何時だっけ・・・
大山ケーブル 最終
スマホの写真を見てみるとケーブルカーの最終は16時30分だった。
やばいな・・・
あと1.2Kmほど歩かなきゃだけど時速1km出さないとケーブルカーに乗れないんじゃないか?
そう思った瞬間、世界が変わった。
これまで、ボーとしながら歩いていたことに気が付いた。
なんか、白黒だった世界がカラーになった感じだった。
いかん。急いで帰ろう。
大山名水を飲み切ると最終コーナーに向けて歩き出した。

見晴台
距離 3,599m 経過時間 5時間2分

不動尻分岐~見晴大
距離 1,369m 経過時間 1:22
時速 1.00km/h

不動尻分岐からだと時速1km/h出てたんだな。

見晴台を出てからは早かった。
これまで俺を追い抜いて行った方を逆に追い抜いたりした。
二重滝
双竜
二重滝
道の途中に二重滝(にじゅうのたき)なるものがあった。
かっては修験者のみそぎ場で上下2段に分かれて落ちることからその名が付いたそうだ。
ちょっと神秘的な滝だった。
P4190209
滝を越えて少し行くと道標があった。
下社まで100m・・・あと少しだ。
P4190211
上を見上げると「おつかれさまでした」の文字が!

やった~

ついにかえってきました。

阿夫利神社駅
阿夫利神社駅で時計を見ると15時30分

見晴台からは時速2km/時以上出てたってことか。
最後のスパートはたいしたもんだったな。

15時40分に下りのケーブルカーに乗り込む。

大山ケーブ駅で降りてこま参道を下る。

朝通った時は帰りにうどんでも食べようかと思っていたが、
そんな気力はなく、ただただ、帰りたいという気持ちだけだった。

ていうか、そもそも、食事タイムは終わってしまったようで
アイスクリームみたいなものしか食べられないようだった。

こま参道は15時ぐらいには終わっちゃう感じなのかな?

バス停のそばまで行くとバスが停まっているいるのが見えたので
これを逃す手はないと走ってバスに乗り込む。
幸い席が空いていたので座って帰ることができた。

バスにゆられながら、今日は疲れたな~
でも素敵な富士山が見れて良かったな~
などとぼんやり考えていたら
いつの間にか寝てしまったようで
気が付くと駅に着いていた。

何か食べるか?鶴巻温泉に行くか?とか考えたけど
それより、早く家に帰って寝っ転がりたいという思いが強かったので、
そのまま家まで真っすぐ帰るとことにした。

電車を乗り換えるたびに
朝から何も食べてないし、ここで何か食べるか?って考えが浮かんだけど
やっぱり、早く家に帰って寝っ転がりたいと言う思いが強く出てきたので
何も食べづに帰った。

ほんと、
帰りたい、帰らねば、帰りたい、帰らねばって感じが頭の中で渦巻いていた。

ようやく家に着いたので
風呂を沸かしつつ
冷蔵庫にあった昨日のおかずの残りを食べた。

食べだすまでは、そんなにお腹がすいていなかったのに
一度食べだすと、急にお腹が空いてきたので、
なんか、かなりの量を食べてしまった。

お腹がいっぱいになったら眠くなってきたが
お風呂に入らねば~と頑張ってお風呂に入った。

湯船につかると、ふろの湯がかなり汚れた
入りまで気が付かなかったけど
かなり、砂まみれになっていたようだった。

疲れた体に風呂はとても気持ちよかった。
このままずっと入っていたかったが
そうもいかないので
気力を振り絞って体を洗ってお風呂を出た。

ゆかで横になった瞬間、いつの間にか寝ていた。

いい気持で寝ていたら、体をゆすられて起こされてしまった。
ゆすったのは妻だった。
廊下が砂だらけだと文句を言われた。
掃除すると言ったら
いいから、ベットで寝ろと言われたので
素直にベットで横になったら
やっぱりすぐに寝てしまった。

次の朝起きたら8時だった。
久しぶりに良く寝た感じだった。
なんか、すごく、すっきりしていた。

しか~し

ふくらはぎが、無茶苦茶痛かった。

これは不味いと思い、マッサージの予約を入れた。
いつもは60分だが、奮発して90分にした。

マッサージはとても気持ちよかった。

いや~
それにしても今回の登山はとても良かった。

登頂までかなりしんどかった
登頂の達成感は半端なかった
素敵な富士山が見れてよかった
空腹で意識がもうろうとした
気力を振り絞ったら意識が覚醒
座ったら気力がなえて帰りたい気持ちだけになった
家に帰ってほっとした
空腹で食べるご飯は美味しかった
疲れた体にお風呂が気持ちよかった
久しぶりによく眠れたので朝はすっきりしていた
しか~し
ふくらはぎの筋肉痛がひどかった
マッサージでメンテナンスして生き返った

なんか、生きてる感じがしていいね。
それに疲れるのも実はそれはそれでいいもんだね。

いや~
これはまた、次の山に登らなきゃだ

そしてまた、素敵な富士山を見るのだ


さてさて、次はどこの山に登ろうかな?